2019年 アビスパにまつわるエトセトラ
<注1>
ゆかりっく Advent Calendar 2019 16日目、これは田村ゆかりさんが大好きなアビスパ福岡についての記事です。えっ、ゆかりん要素がない?・・・い、痛い、石を投げないで。
<注2>
筆者はアビサポ歴4年、観戦数は多いけどサッカー知識はサッカー漫画からの人間です。なので話半分ぐらいに読んでくださいね。
2019年 アビスパにまつわるエトセトラ
12月14日にJ1参入プレーオフが終わり、2019年度のJリーグが終了しました。
アビスパ福岡はシーズン16位。12勝22敗8分勝ち点44という結果でした。
いろいろとつらくも苦しいシーズンだったわけですが、そんな1年とつらつらと振り返りたいと思います。
1.ねやがーさん的MVP
今年も選手のプレーに一喜一憂した1年だったわけですが、ねやがーさん的に印象に残ってる選手をあげていこうかなと。
-
セランテス(ジョン・アンデル・セランテス・シモン)<1>
♪せら~んて~す、せら~んて~す
DAZNベストセーブ3回スーパーセーブ10回(※ねやがーさん調べ)、第7回神セブン総選挙1位、神様仏様セランテス様!、アビスパ福岡の絶対的守護神GKセランテス選手です。
🏆明治安田J2第30節
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2019年9月3日
⚽#DAZN週間スーパーセーブ!
山形/櫛引政敏
水戸/松井謙弥
岡山/一森純
🎖ベストセーブ🎖
福岡/セランテス#DAZNフットボール
ライブ配信数No.1
スポーツ観るなら https://t.co/u4BaoHt81Q 📱 pic.twitter.com/du4GfRbgLz
スーパーセーブが多いことはいいことなのか?屁理屈をこねるのであれば、DFがしっかりとシュートコースを限定し、それに基づいてポジショニングすればなんなくセーブできるはず・・・。なんてうまく事が必ず運ぶわけもなく、今シーズンDFラインを固めきれなかったアビスパ福岡には本当に頼もしい存在でした。セーブした後の吠える姿も印象的。
お願いです。来シーズンもアビスパの絶対的守護神でいてください!
-
石原広教(いしはらひろかず)<3>
♪イシハラ、イシハラ、走る君を見~てる~
今シーズン湘南ベルマーレから期限付き移籍でやってきた石原選手。ポジションは4バックだとSB、3バックだとWBになるのかな。サイドを激しく駆けまわるポジションです。
初めてプレーを見たときは、特に守備が荒くて「今シーズン何枚カード貰うことになるんだろ?」などと不安な感じで見てました。でも、試合を重ねることにつれ頼もしくなっていきましたね~。こうやって成長を見守ることができるのうれしいです。
また、試合を経るごとに見えてきたボールへの執念というか勝利への執念というか、頼もしかったです。
からくもJ1残留を決めた湘南さんへ戻ってしまうのか?ぜひとも完全移籍をして来シーズンもサイドを駆け上がってほしいなぁと願ってます。亀川選手から引き継いだチャント、来年も歌いたい!
-
松田力(まつだりき)<17>
♪マツダ・リキ、オレ!
アウェイ陸トラ競技場のリキ・マツダ。今シーズンはキャリアハイの8ゴールを決めました。ヤン選手に続くチーム2番目の得点数。ポジションはSH。
なんというか闘志あふれるプレーが印象的。それが裏目に出ちゃうときもあるんだけど。前線を縦横無尽に駆け回る姿。あと、負けた試合で先頭を切ってスタンドへ歩いてくる姿も記憶に残ってます。
残念ながら今期で契約満了。新天地での活躍をお祈りします。
2.ねやがーさん的印象に残ったスタジアム
J2のスタジアム制覇を目標にしているねやがーさんですが、今年観戦に行ったスタジアムはレベスタを含め10ヶ所。その中で印象に残っているスタジアムをあげていきます。
-
三協フロンテア柏スタジアム(千葉県:柏レイソル)
え~大変忌まわしい記憶も新しいスタジアムではあるのですが、良いスタジアムですね。なんか気に入りました。
とりあえずピッチが近い。気を抜くとすぐボールが飛び込んできそう。選手がすごく大きく見えました。
高くそびえるホーム側ゴール裏スタンド。ゴール裏のスタンドがスタジアム内で一番広いのってここぐらいじゃないかな。あのスタンドをいっぱいに埋めて声援を送るのは、すっごく気持ちよいだろうなぁと思いました。
スタジアムとしてはよくあるタイプな陸上競技兼用スタジアム。屋根が全周にあるのが陸トラスタジアムにしては珍しいかな。
と、スタジアム自体はそんななのですが、印象に残っているのはスタジアム外の”熱さ”。
スタジアム入り口の敷地でたくさんのフラッグが振られていたり。選手の乗ったバスを大きな声でチャントが奏でる人垣が出迎えたり。長崎サポーターの愛や熱狂がすごく伝わってきました。
-
レベルファイブスタジアム(福岡県:アビスパ福岡)
えっ、ひねりがないって?うん、それはわかります。
でもね、いろんなスタジアム行って思うんですが、やっぱレベスタはとてもいいスタジアムなんですよ。
・程よい密度で活気あるスタジアム外エリア
・スタンドからのピッチの近さ
・最寄駅からのアクセス(特に待たずに乗れるシャトルバスの本数)
・美しい円弧を描くスタンドの屋根
基本的に同じところより、違うところに行きたくなる性分ですが、レベスタは来シーズンも何度も足を運びたいです。最近「ただいま~」と思わず言いそうな気分なります。
そういやレベルファイブスタジアムの名前は20/2末までですね。さて、どんな名前になるのかな。
3.ねやがーさん的思い出深い試合
今シーズン気づけば応援に行った試合は16試合。応援成績は3勝9敗4分と大きく負け越しましたね。長い距離を移動してスタジアムに向かい肩を落として帰ってくる、そんなことの多かったシーズンでしたが、思い出深い試合をいくつか。
-
第17節 vs 水戸ホーリーホック<水戸4-2福岡>
【公式】ハイライト:水戸ホーリーホックvsアビスパ福岡 明治安田生命J2リーグ 第17節 2019/6/9
6/9(日)、この日はTC熊本公演の日でしたね。
熊本公演のチケットのなかった自分は、福岡公演の翌朝、福岡→<飛行機>→成田→<バス>→水戸と大移動。福岡空港からアビスパのユニを着てアウェイへと飛び立ちました。「なんかいっぱしのアビスパサポみたい」なんて思いながら。
この週のINSIDE FUKUOKAで中倉さんが言われてました(たしか)、「水戸は2点以上は取れないチーム。1点を争う試合になる」と。
試合は開始早々、松田選手のヘッドで先制。「これは勝てる!少なくとも負けはない」そう思いました。思ったんです。
しかしすぐさま同点に追いつかれ、前半終了間際に逆転されて。後半、「まだまだこれから、逆転すっぞ」と思うも、立て続けにポンポンと2点取られて4-1。よくわからなかったPKで1点返すも4-2で試合終了。
とりあえず4点取られたあたりからただただもう、悔しくて、悔しくて、悲しくて。涙を流しながらチャントを歌ってたような記憶があります(タイプしてても思い出して悲しくなる)。
点差だったらA柏戦の0-4のほうが酷かったですが、徹底的に打ちのめされた気にされた試合でした。
実はTC熊本公演のチケット、「余ってますよ?」って話しあったんです。それを「水戸戦のチケットがありますから(キリッ」と断ってのこの結果ですよ。ゆかりん取らずにアビスパ戦を取ってこのザマ、水戸なんかで(失礼)いったい自分は何をしているのだろう。福岡でいろんな人に勝利を託されてたのに。すごく悔しく、悲しく、惨めな気分で水戸をあとにしたのでした・・・。
2019年に限らず、今まで観戦したアビスパ戦の中でワースト1の試合です。
しかし、ハイライト見返したけどこんなに明るかったっけ?もっとどんより曇り空の暗い試合だった印象なんだけど。
- 第22節 vs FC町田ゼルビア<町田0-2福岡>
【公式】ハイライト:FC町田ゼルビアvsアビスパ福岡 明治安田生命J2リーグ 第22節 2019/7/14
今シーズン観戦9試合目での初勝利試合!
松田が!、木戸が!、決めてくれたぞ~!
FC町田ゼルビアといえば「セルつく」という番組がありまして。その番組のナレーションをゆかりんがやっています。まぁこれはいわゆる逆恨みなんですが、ゼルビアにゆかりんを取られた気がしています。そんなわけで今シーズンは特にゼルビアに対して闘志を燃やしているわけです。
しかしながらホーム戦では0-2で敗北。ダブルはない!と試合に臨みました。
ちなみにこの日7/14(日)はTC神奈川公演。チケットはなかったのですが、翌日中野で浮気の予定があって上京だったので、会場推しをして町田へと向かいました。
後半戦まで持ち越した初勝利。いや~うれしかったですね。そしてホッとした。そんな試合でした。
- 第42節 vs 鹿児島ユナイテッドFC<福岡2-1鹿児島>
【公式】ハイライト:アビスパ福岡vs鹿児島ユナイテッドFC 明治安田生命J2リーグ 第42節 2019/11/24
11/24、シーズン最終戦。今シーズン最も興奮した試合でした。
試合は城後選手のヘッドで先制。前半のうちにPKで追いつかれるも、後半に初瀬選手のCKから山田選手がヘッドで合わせてゴールに叩き込んで突き放す。J2残留に向けて必死の反撃を試みる鹿児島を振り切り2-1で最終戦を勝利を飾りました。
先制されると勝てないアビスパが先制してくれた。ちょっと安心して前半リードして終われるかな?と思ったところで同点に追いつかれる。今シーズン、これまでなら「このままズルズル逆転されちゃう?」と不安になるとこですが、この試合は違いました。ピッチを必死に走り回り、高い位置でボールを奪いにいき、前へ前へとボールをつないでいくプレーが勝ち越すことを信じさせてくれたのかな。こんな試合を見たかったんです。
この試合は最終戦だったので、ホーム勝ち試合恒例の博多手一本はなかったのが唯一の心残り。来年はいっぱいやりたいです。
試合前に降っていた雨が止み、試合中は快晴の青空が広がったように、アビスパ福岡も来シーズン躍進してほしいですね。
4.2020年 シーズン期待の選手
現時点(12/16)では契約満期の選手の発表と、長谷部新監督の就任、フロント陣の発表のみで選手の動向はまだまだ未確定ですが、来シーズン期待している選手をあげたいと思います。
- 石津大介(いしづだいすけ)<16>
♪オ~レ~の~石津大介、ゴォルー突き刺し~て~相手黙らせろ!
今日は12月16日。16、16番、そう俺の石津大介です。
このためにアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/4500)は16日を選びました(笑)。
今シーズンは第8節A横浜戦で負傷、第15節A鹿児島戦で復帰するも、21節H岐阜戦で負傷退場・手術となって不完全燃焼なシーズンとなりました。
石津選手は前線でボールを溜めてドリブルで仕掛けていける選手。今シーズン、特に後半戦、中盤からロングパスを送りうまく合わせてゴールへと流し込むような得点パターンが目立ったのは、石津選手の不在が大きかったのかなぁ・・・などと勝手なことを思っています。
怪我からの回復は順調なのかな?来シーズンは前線をかけ鋭くドリブルで切り込んでいきシュートを放つ、そんな姿をいっぱい観たいです。
4.終わり
つらつらと書き終えてみると、少しはゆかりん要素を交えることができましたね。4年前アビスパ福岡に出会って以来、ゆかりんとアビスパは常に密接に自分の生活に絡んでいます。2020年もすでに6~8月まではゆかりんツアーで予定が埋まり、2020年J2試合日程が発表されることでさらに11月までの予定も埋まっていくことでしょう。
そしてアビスパ福岡は、J2優勝!J1昇格!アビスパ・オーレ!
<完>